2025.02.20

アスパラ4.5億円販売を

 JA柳川アスパラガス部会は1月中旬、春芽の出荷を始めた。初日は、福岡の市場に出荷した。部会員50人が995㌃で作付けを予定する。10月末まで、出荷量357㌧、販売高4億5000万円を目指す。

 天候不順や日照不足などで昨年より出荷開始が遅れたが、生育は順調。良質な仕上りだ。管内で栽培する品種は「ウェルカム」。春芽は夏芽より繊維が柔らかく、甘味が強いのが特徴だ。

 部会は年2回現地検討会を開き、技術・意欲の向上を図っている。定期的に目合わせ会を開き、選果選別の徹底を心がける。JA担当者は「今後も品質管理に努め、安全・安心なアスパラガスを消費者に届けていく」と話す。

日本農業新聞1月29日