JA柳川は本所で9月中旬、「わがJA」の意識を持った次世代組合員リーダーを輩出する「組合員大学(基礎講座)」第3講を開き、受講生14人が参加した。
第3講では、「未来の農業を拓(ひら)く!脱炭素への挑戦~スマート農業で実現する持続可能な未来~」と題し、富士通Japan株式会社の新田修一氏が講師を務めた。
温暖化による気候変動や農業が抱える課題、スマート農業で解決できることなど分かりやすく説明された。部会でのデータ活用や人工知能(AI)による病害虫診断、青果の出荷予測など、生産性と品質向上に向けた営農指導の強化など事例も紹介。受講生は「スマート農業を取り入れた、その先につながる使い方やデータ共有などを行うことで低コスト、減農薬にもつながると思った」と話した。
同大学の中で、総合企画課の古賀哲也課長が、JA県大会の議案を説明。JAグループ福岡中期方針にかかる組織協議を行った。
日本農業新聞10月1日