2024.09.20

イチゴ花芽検鏡 農家に定植期指導

 JA柳川いちご部会は9月上旬から、イチゴ苗の花芽検鏡を営農センターで始めた。定植日をずらす作型分散で安定出荷につなげる。

 連日、生産者が持ち込んだ苗を、JA職員が丁寧に検鏡する。内葉数や花芽分化ステージを確認し、生産者に定植時期を指導する。

 花芽分化が確認された苗は順次、定植する。11月中旬以降の収穫開始まで、かん水や温度管理、病害虫の防除など丁寧に管理する。

 今年も高温が続き、病害虫が多かったため管理作業に苦戦した。部会は今後も現地検討会などを行い、安定出荷・高収量に向けた取り組みを行う。

日本農業新聞9月18日