2024.08.22

身近な支所づくりへ

 JA柳川は三橋支所で7月中旬、支所検討委員を対象とした研修会を初めて開催した。約40人が出席した。多様化する組合員とJAのつながりをより深め、支所機能の充実を図ることで地域コミュニティーを支える、より身近なJA支所づくりを目指し、協同組合学習、先進JAの取り組み事例を学習した。

 JA福岡中央会教育部主管の諫山謙介さんが「JA・協同組合」の理解を深めるをテーマに、JAは相互扶助の精神を基に農家の営農と生活を守り高め、より良い社会を築くことを目的とした協同組合であること、JAの主役は組合員であることなどを強調した。

その後、「支店を核とした協同活動の実践」と題し、JA福岡市経営企画部総合企画課係長の中村有輝大さん、中島秀虎周船寺支店理事と中島啓貴周船寺支店長が、講師を務めた。都市化が進む中、食と農・地域をつなぐイベントを開き、組織間の人的交流を図り、地域における農業・JAのPRなど組合員の意思反映を生かした組合員活動や支店行動計画が紹介された。

日本農業新聞8月13日