JA柳川は本所で7月中旬、「わがJA」の意識を持った次世代組合員リーダーを輩出する「組合員大学(基礎講座)」第2講を開いた。受講生11人が参加した。
第2講では「食卓の向こう側にみえるもの~だから食育なんだ」と題し、チーム「食卓の向こう側」代表の佐藤弘さんが講師を務めた。
「視点が変われば考えが変わる」「考えが変われば行動が変わる」に気付く事を目的に、若者の食生活の現状について問題提起し、原因を見つけ、改善するにはどうすれば良いかグループワーク形式で検討した。
改善策は教育(食育)という結論を導き、食育の一つの手段として「弁当の日」を紹介。大切な家族のために料理を作り一緒に食事をすることや、弁当を通して考え、学び、成長していく子供たちの変化と活動を次の世代へ伝えていくことの大切さを説明した。
受講生は「食べること、食べていく意味を次の世代へ教えていくことを学んだ。食育の重要性を改めて感じた」と話した。
日本農業新聞8月3日