農事組合法人「しもたな」は7月上旬、子実用トウモロコシ(夏まき)の種をまいた。栽培3年目を迎え、作付面積は約42㌃。収穫は11月上旬を見込む。
「子実用トウモロコシ」とは、飼料用トウモロコシの「子実」部分だけを収穫し、乾燥させた飼料用穀物だ。
JA柳川は、水田の高度利用を目指し、水田経営体の存続に努めている。夏まきの「子実用トウモロコシ」は、米の転作作物としての導入可能性を検証する。収穫後の残さすき込みによる緑肥効果、排水向上による後作での収量向上効果も期待されている。
日本農業新聞7月17日