JA柳川管内で5月下旬、2024年産麦の荷受けが始まった。管内では「シロガネコムギ」「ミナミノカオリ」を生産し作付面積は約2500㌶。小麦は県内最大の生産量を誇る。
暖冬や降雨により昨年より早い収穫で、管内2カ所のカントリーエレベーター(CE)に運びこまれている。トラックスケール方式による計量と、安全性が高く作業が軽減できる回転リフト・メッシュコンテナで、効率的な荷受けに努める。
JAは自己改革の一環として共同利用施設を再編。南部地区と東部地区の広域2CEを運営する。運営委員会などによる協議検討で、スムーズな荷受け実現に取り組む。JA担当者は「待ち時間削減など組合員の負担の少ない運営になるよう最善を尽くす」と話す。
日本農業新聞6月7日