2024.03.23

オクラ初期管理 病害対策を確認

 JA柳川オクラ部会は営農センターで2月中旬、栽培講習会を開いた。播種(はしゅ)時期を前に栽培の重点事項を確認しようと約30人が参加した。

 講習会では、南筑後普及指導センターが、本田準備から収穫期までの栽培管理や施肥設計などを説明した。また、肥料業者がオクラ作りの肥料を紹介した。参加者からは、病害虫対策の質問が出ていた。その後、消費者へ安全・安心なオクラを届けるために、ラベルや農薬の使用量など適正使用について再確認した。

 柳川のオクラは県内上位の出荷量を誇り、品質も良く、市場評価も高い。部会では、トンネル栽培と露地栽培を組み合わせるなど分散した出荷による収量の安定を図っている。5月中旬から出荷が始まる予定だ。

日本農業新聞3月5日