2024.02.20

農産物の魅力PR

 JA柳川は2月上旬、柳川市にある3校の高校に通学する生徒を対象にした「高校生レシピコンテスト」の本選と表彰式を市内の柳川総合保健福祉センター「水の郷」で開いた。食育、地産地消の観点から、JA柳川農産物を広くPRするとともに地域とのつながりを強化しようというもの。今回が2回目となる。

「料理レシピ部門」と「SNS(交流サイト)映え部門」に合計253点の応募があり、12月に書類審査を行った。「SNS映え部門」は書類審査だけ。

 「料理レシピ部門」は5人が本選へ出場し、制限時間の中で、実際に調理した。都城東高等学校の三堂德孝教務相談役をはじめ、各高校の先生が審査員を務め、対象品目を引き立てているか、出来栄えや味などを審査した。

 表彰式では、高校生が作品をPR。その後、グランプリ、準グランプリ、特別賞が発表された。本選出場者と「SNS映え部門」の入賞者には賞状と副賞を贈った。

 三堂教務相談役は「どの作品も優劣付け難い結果であった。グランプリの選考は、誰でも簡単に調理ができて、商品化しやすいことが決め手となった。今後も柳川の農産物を広めていくため、継続して開催していきたい」と講評した。

 入賞作品のレシピは今後、配布する予定。JAインスタグラムを使った情報発信や市内の飲食店への提供なども検討している。

日本農業新聞2月11日