2024.02.20

日本農業技術検定 3級見事10人合格

 JA柳川では、将来の経営管理全般にわたり検討・答申等を行うことを目的に、組合長の諮問機関としてマネジメント研究会を立ち上げている。メンバーは意欲、能力と実行力を有する職員だ。

 今年度、同研究会メンバー全員で、農家組合員との対話・コミュニケーションを深め、農業の基礎知識を身に付けるため、技術の習得水準を測る農業専門の試験制度である日本農業技術検定3級を受験。見事10人が合格した。

 同研究会は、「核となる職員」としての当事者意識を醸成し、常に改善・改革に意欲を持ち活動している。時代の変化に伴い、将来のJA経営を見据え、大きなテーマで全部署での取り組みなどを検討し、役員へ答申を行っている。同研究会の池田貴範会長は「農業に携わったことがない職員が増える中、職員のスキルアップを目指し、全職員に同検定の受験を波及させていきたい」と話す。

日本農業新聞1月27日