JA柳川は9日、地域住民向けコミュニティー誌「dig up YANAGAWA」を発行した。今までと角度を変え柳川の農業・農産物の新たな魅力を探求・発見し、組合員、JAと地域をつなぐ冊子だ。市内の保育園、幼稚園、高校に加えて、14日の新聞折り込みでも配布する。
ファンづくり活動の一環。誌面は、JAを身近に感じ、より親しみを感じてもらい、食と農の結び付きを深めるとともに、事業拡大につなげることを目指す内容となっている。
本年度、全国のJAでは初となる人工知能(AI)カメラを搭載したトマト選果機を導入したトマトをピックアップ。生産者の声を掲載し、魅力を伝えている。そのトマトを使い、家族で作れるレシピも紹介している。
食育、地産地消の観点からJA柳川の農産物を広くPR。コンテストを通じて地域とのつながりを強化しようと昨年度、初めて開いた高校生レシピコンテストで本選へ出場した作品も掲載している。
読者プレゼントでは、福岡県産ラー麦を使用したとまとらーめん、「博多あまおう」を8人に贈る。
日本農業新聞1月11日