JA柳川は11月中旬、柳川市大和町の野菜総合集出荷場の改修工事竣工(しゅんこう)式を行った。JA役職員や行政関係者、工事関係者ら約40人が出席した。
山田英行組合長は「生産者のさらなる所得向上につなげていきたい」とあいさつした。また、工事関係者などへ感謝状を贈呈した。
今回「令和3年度≪4年度繰越≫産地生産基盤パワーアップ事業」の補助を受け、トマト選果機、ナス梱包(こんぽう)機、送り状システムを導入した。トマトの選果機としては、全国のJAで初となるAI(人工知能)カメラを搭載し、より効果的なトマトの選別を行い、管内トマト品質向上を図り、付加価値の増加を目指す。ナスは梱包機の導入により、規格外ナスの出荷作業効率向上により、市場出荷を早め管内ナスの出荷量増加を図る。また、システムの導入で、各品目の送り状を早く正確に作成することにより、出荷時間の短縮を図り有利販売を促進する。
日本農業新聞11月30日