2023.11.21

「博多あまおう」出番

 JA柳川いちご部会では11月中旬から、「博多あまおう」の出荷が始まった。来年5月中旬まで出荷する。初日は、福岡の市場へ126パック(1パック270㌘)を出荷した。部会員73人、販売数量752㌧、販売高12億1000万円を目指す。
 本年は温暖気候・乾燥で、一部圃場(ほじょう)では害虫の発生もあったが、生産者の努力もあり例年通りの生育となった。また定植後の生育は順調で、良質な仕上りとなっている。
 11月下旬から徐々に出荷量が増え、年内のピークを12月中・下旬、シーズンを通してのピークを3月下旬と見込んでいる。
 同部会は、年々新規就農者が増加傾向。若手生産者も多く、活気が増している。JA担当者は「今後も品質管理し、安定出荷を行っていく」と話した。

日本農業新聞11月21日