JA柳川ではヒシの出荷が25日から始まった。10月末まで出荷を予定する。初日は、4パック詰め29箱(1パック450㌘)を東京へ出荷した。品質・肥大とも良好で例年並みのスタートとなった。今後は大阪・福岡など全国へ出荷する。
県内でヒシを全国へ出荷するのは柳川だけで、約30年前から水田で栽培する。管内で生産する品種は「トウビシ」。栗に似たほっくりとした食感で、秋の味覚として全国的に珍しく、貴重な商品として取り扱われている。
JA担当者は「柳川のおいしいヒシを多くの方に食べてほしい」と話した。
日本農業新聞9月29日