JA柳川いちご部会は9月上旬、営農センターでイチゴ苗の花芽検鏡を行っている。定植日をずらす作型分散を行い、安定出荷につなげる。
同センターには連日、生産者が苗を持ち込み、普及センター・JA職員が一つ一つ丁寧に検鏡。花芽分化のステージを確認し、生産者に定植時期を指導している。
花芽分化が確認された苗は順次、本圃(ぽ)に定植される。11月中旬以降の収穫開始まで、かん水や温度管理、病害虫の防除など丁寧に管理していく。
今年も高温が続き、一部圃場では病気の発生もあり、苗の栽培管理に苦戦した。部会は今後も現地検討会などで、安定出荷・高収量を目指す考えだ。
日本農業新聞9月15日