2023.06.07

オクラ出荷始まる

 JA柳川で5月中旬、オクラの出荷が始まった。ハウス栽培する生産がいることもあって、例年より早い出荷となった。トンネルと露地ものは、6月上旬から出荷が始まり、10月下旬まで出荷する。初日は、36ネット(1ネット100㌘)を出荷した。

 今後、東京、大阪、広島、福岡に出荷する。

 JAオクラ部会員は85人。出荷数量119㌧、販売金額1億1900万円を目指す。

 管内産は「ブルースカイZ」。当日収穫、出荷で鮮度を重視する。部会は、トンネルと露地の栽培を組み合わせるなど、分散出荷で収量を安定。規格外は6次化商品「なすとオクラの味噌(みそ)汁」や「オクラスープ」に使う。

 担当者は「ハウス栽培で、早期出荷に伴う収益増と長期出荷が見込める。今後も品質管理に努め、安定出荷をしていく」と話した。

日本農業新聞6月7日