ＪＡ柳川は、柳川市大和町の野菜総合集出荷場の改修工事起工式を行った。ＪＡ役職員や行政関係者、工事関係者ら約３５人が出席し、工事の安全を祈願した。
今回「令和３年度産地生産基盤パワーアップ事業」の補助を受け、トマト選果機、ナス梱包（こんぽう）機、送り状システムを導入する。
トマトでは、日本初となるＡＩ（人工知能）カメラを搭載し、より効果的なトマトの選別を行い、管内トマトの品質向上を図り、付加価値の増加を目指す。ナスは梱包機の導入により、規格外ナスの出荷作業効率向上を図り、市場出荷を早め管内ナスの出荷量増加を目指す。また、システムの導入で、各品目の送り状を早く正確に作成することで、出荷時間の短縮を図り有利販売を促進する。
同ＪＡの新谷一廣組合長は「安全・安心で、さらに良い農産物を消費者へ届け、組合員の所得向上に努めていく」と話した。
日本農業新聞3月4日付
