JA柳川は11月上旬、組合員大学(基礎講座)第5講と修了式を開いた。基礎講座は、生産部会員、青年部員、女性部員ら16人が受講した。
講義では、JA福岡中央会の諌山謙介上席専門職が講師を務めた。「JA・協同組合の理解を深める」をテーマに、グループごとにJAバンクと銀行の違いを話し合い、JAバンクの始まり、思想などを説明した。また、協同組合の始まりやJAの主役は組合員であること、協同の効果を発揮するために、「結集力」を高め、思いを反映するリーダーになってほしいと強調した。
受講生は「組合員とJA職員が力を合わせて柳川の農業をよりよくしていきたいと思った」と感想を述べた。
修了式では、新谷一廣組合長が修了者一人一人に修了証を手渡し、「協同組合の原点を再認識し、皆さんの知恵と力を借り、JA柳川のさらなる発展に努めていく」と話した。
日本農業新聞12月3日