JA柳川管内で10月上旬から、2021年産の米の荷受が始まった。初日は約700㌧を荷受けした。
管内では「夢つくし」「元気つくし」「ヒノヒカリ」「実りつくし」「ヒヨクモチ」の5品種を1056・8㌶で作付け。21年産は、8月の大雨で出穂期がやや遅れ、9月の台風の影響で一部倒伏なども見受けられる。
収穫された米は、東部地区カントリーエレベーター(CE)や南部地区CEの2カ所に運びこまれた。
東部、南部地区CEでは、トラックスケール方式による計量、安全性が高く作業が軽減できる回転リフト・メッシュコンテナを使った荷降ろしを行った。
JAでは、自己改革の一環として、共同利用施設を再編。21年度から南部地区、東部地区の広域2CE運営を行っている。円滑稼働に向け、運営委員会などが協議検討。施設機能を最大限に生かし、営農販売基盤の強化と組合員の作業軽減に努めている。
日本農業新聞10月14日