JA柳川は、部門、支所ごとに実行計画書組合長面接を行っている。2007年から継続しており、年3回実施。PDCA(計画・実行・評価・改善)視点で管理、取り組みの進捗(しんちょく)状況を「見える化」し、フィードバックすることが狙い。JAの「あるべき姿」を目指し、常勤役員と管理職が意識を共有することにつなげる。
21年度は4月中旬に面接した。新谷一廣組合長、担当部門の部課長と各支所の支所長、課長が参加し、計12回の面接を重ねた。各部門、支所は21年度の実行計画を報告した。
計画を達成するための具体策、JAの経営や地域営農全体を包括する事業の方向性について意見を交わした。
21年度は中期3ヵ年計画の最終年度であり、経営基本方針の「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」に加え、「持続可能なJA経営基盤の確立・強化に向けた取り組み」を掲げる。
日本農業新聞 5月1日