2019.10.04

実エンドウ栽培講習会

 

 

 JA柳川営農センターで1日、2020年度産実エンドウ栽培講習会が開かれ、生産者25名が参加した。
 栽培講習会では、2019年度産の生産販売実績についての報告や、2020年度産の栽培について説明された。
 2019年度産の実エンドウの出荷数量は前年比173.7%、販売金額も前年比117.3%で取引された。出荷者が8名増加したことや、収穫期に晴天が続いたことで前年よりも出荷量が増加したため。
 南筑後普及指導センター職員は、講習会のなかで今後の栽培について指導した。柳川の土壌の特徴として粘土質で水分を含みやすいため、土壌が適湿状態で畝立を行えるよう、計画的に土づくりとほ場準備を行うよう申し合わせた。
 また、近年の大雨や乾燥など異常気象の対策として、畝は排水しやすい高畝に成形することを推奨した。
 今後は10月下旬より播種が行われ、栽培講習会や現地検討会を開いたのち、4月下旬から出荷が行われる予定だ。