柳川市ブランド推進協議会は2日から14日までの12日間、東京都千代田区の福岡県アンテナレストラン福扇華にて、柳川市の魅力を発信する「柳川フェアin福扇華」を開いた。柳川市の首都圏での知名度向上と観光客の獲得を狙い、誘致活動の先駆けとして企画された。同会場で自治体の魅力をPRするイベントが開催されるのは初。
レストランでは、柳川名物「柳川うなぎのせいろ蒸し」や「有明海産くちぞこ(舌平目)の煮付け」など、地元でしか味わえない料理の提供をはじめ、柳川ブランド認定品の販売、柳川さげもんの展示などが行われた。
JA柳川からは、食材として新鮮なアスパラガス、オクラ、イチジクを提供。夜のコース料理「柳川おもてなし懐石」でアスパラの白和えやオクラのすり流し、いちじくのコンポートとしてふるまわれた。特産物販売ブースでは、柳川まめマヨやフリーズドライスープをはじめ、人気の6次化商品も販売した。
2日初日にはオープニングイベントが開かれ、柳川市長金子健次氏や同JA代表理事成清法作組合長をはじめ、JAグループから全中や全農の常務3名など、関係者36名が参加した。柳川市の紹介のあと、レストランで提供される料理の実食を兼ねた懇親会が開かれた。乾杯後、食材や特産品の紹介が行われ、成清組合長も登壇、6次化商品「さげもんサイダー」を紹介した。