JA柳川アスパラ部会は10日、福岡の市場に向けて春芽アスパラガスを初出荷した。生育は順調で、初日はLサイズ中心の出荷となった。
アスパラガスの春芽は夏芽と比べて繊維が柔らかく、甘味が強いのが特徴。出荷した生産者らは、「春芽ならではの柔らかさや甘さを味わってもらいたい」と話した。
部会員らは春芽の初出荷を済ませ、選果作業を行なった。1月下旬には関東への出荷も始まり、平成30年産は10a当たり収量3.4㌧以上を見込んでいる。
同部会の部会員は年々増加しており、平成29年度に5名、平成30年度に5名の新規者が加わり、計46名で生産を行なっている。また、作付面積も年々増加傾向にあり、収量増加を目指している。