2017.10.08

アスパラ収量増へ 現地検討会

 

 JA柳川アスパラ部会は25日から27日の3日間、夏芽の現地検討会を行ない、部会員42名の圃場(ほじょう)を巡回した。
 部会員は、各圃場で南筑後普及指導センター職員やJA担当者と栽培状況について意見交換。親茎の生育状況や土壌の水分状態、温度管理などを確認し、ハダニなどの病害虫対策についても指導を受けた。
 同検討会は、部会員同士の情報交換の場となっている。お互いの圃場を見ることで、部会員の技術や意欲の向上を図る狙い。
 JAの担当者は「10㌃当たりの部会平均収量は3㌧、既に半量は収穫を終えている。今年も部会の平均収量を伸ばし、販売金額の向上につながれば」と話した。

 

日本農業新聞 ふくおか版 10月7日