JA柳川では3日より、いちじく「桝井ドーフィン」「とよみつひめ」の出荷が始まった。
同JA大和集荷場に生産者がいちじくを次々に持ち込み、検査員が規格を厳密にチェックし選別。初出荷の日、管内の生産者が約300㌔を持ち込み、192ケースを九州各地へ出荷した。今年度は、桝井ドーフィン72㌧・とよみつひめ6㌧の出荷数量を目標としている。
発芽は10~14日ほど遅れていたものの、着果開始は平年並みと遅れを取り戻し、果実肥大もおおむね良好となった。
同JAでは、今年度も10月いっぱいまで出荷を行い、九州各地の6市場へ出荷を計画している。
昨年度、JA柳川同部会が出荷した桝井ドーフィンは県平均価格を11円上回り、また、とよみつひめは県平均価格を92円上回る実績を残している。
日本農業新聞 ふくおか版 8月17日